秋じゃがの報告です
収穫は11月8日でした。初めての秋じゃが栽培でしたが、無事に収穫を迎えることができました!
育てたのは『デジマ』と『アンデスレッド(?)』の2種類です。
アンデスレッドについては少し特別な経緯があります。父が愛知県の生まれ故郷に行った際、畑をやっている友人から「この品種、できるから少し分けてあげるよ」と種芋をもらってきたのです。そして、帰宅後に「岡崎でもらってきたじゃがいも、植えといたで!」と軽いノリで報告してきたので、私は「はーい」と答えただけ。品種についても詳しく知らないまま、収穫の日を迎えました。
いざ掘り起こしてみると、驚きの光景が! なんと、生まれて初めて赤いじゃがいもを目にしたのです。
そういえば、秋じゃがの花を見ていた時、「秋のじゃがいもの花はかわいいなあ。赤い花が咲くこともあるんだ」とのんびり眺めていた記憶がよみがえりました。まさか花だけでなく、芋そのものが赤いとは思ってもいませんでした。なんとも恥ずかしい勘違いです。
その後調べてみると、アンデスレッドの花は赤いのだとか。まさに「嬉しいサプライズ」で、良い勉強になりました!
秋じゃがいもの結果報告です
事前情報として得ていたのは、「収量が少ない」と「品種が違う」という点だけでした。そのため、植え方については特に工夫せず、夏じゃがと同じように植えることにしました。
「収量が少ない」と聞いていましたが、初めての秋じゃが栽培だったため、それが標準なのかどうか正直わかりません。ただ、感覚的には夏の男爵の7割程度の収量だったと思います。
約8メートルの畝に植え、最終的な収穫量はおよそ100個ほどでした。
今回は秋じゃがの代表品種『デジマ』と、夏じゃがでおなじみの『男爵』を比較してみました。
- そうか病について
季節や温度の違いが影響するため、正確に比較するのは難しいですが、情報だと、どちらも病気に対して特別強いわけではないようです。結果は秋の『デジマ』は夏の『男爵』と比べ、症状がかなり減りました。 - 味について
味に関しては、個人的には『男爵』の方が好みです。「料理による」と言われればその通りですが、私はシンプルにふかして食べてみたところ、『デジマ』は風味がやや薄いように感じました。
「アンデスレッドはどうだった?」と思った方もいらっしゃるでしょう。しかし残念ながら、最終的には誰かに食べられてしまいました……!
花の写真を撮れなかったことも悔しいですが、味見すらできなかったことが何より悔しいです。最初から最後まで、私には縁のない芋になってしまいました。