安曇野エコ菜園日記 2024.07.19 伝承農法と山の残雪 爺ヶ岳で数字に頼らない

朝から、トマトの誘引作業をしてきました。朝から暑くて作業が思うように進まず日陰で空を見ていました。微妙にスジ雲が出て、羊か鱗雲が出てます、大気が不安定です『2,3日以内に軽く雨降るかな?、トマトに水あげなくていいや』こんな感じです。

そろそろ小学生も夏休みに入りますが、私が小学生だった時の自由研究のテーマは『雲です』。理由は、スマホや携帯が無かったので、自転車で釣りに行っていると、『この雲が出たから夕立が来るな、早く帰ろう』、『羊雲が出てるけど、明日の釣りは大丈夫かな』とかを考えていて、雲を見るのも好きだったんだと思います。

今でも、『タイヤのスタッドレスいつ変える?』と聞かれたら、『雪が手前の山の中腹まで来て、翌日残っていたら』。

『今年の釣りはじめどうする?』と聞かれたら、『南の風が吹いて、10日後』。

『(釣り)餌を投げるとき、風向きってどう読むの?』、『スマホにはのってない、自分の吸ってるタバコを見る』

『野菜の定植いつにする?』『カッコウの初鳴きまでには植えたい』とか言う始末です。

ですが、テレビやスマホの数字を見て予想しているより、気温や天気、水温は敏感な動物を見たり自然を見てた方が、とてもわかりやすいとおもいます。釣りでおだてられる時は、『プロじゃん』って言われるより『仙人じゃん』と呼ばれます。

日本各地にも同じような自然指標があり、残雪の形から水温の上昇を知り、水稲の種まき時期を計っていたそうです。信州の伝承農法でも、山の名前の由来となった爺ヵ岳の『種まき爺さん』、他には白馬岳の『雄馬』八方尾根の『蕎麦まき爺さん』、なんかがあるみたいで、それは信州や東北地方などの田植えの適期が一週間しかないような厳しい農業条件から、こういった多くの伝承が残っているみたいです。

こういった、伝統もあって昔から伝わるものがとても面白いし、余計なお金かからないので。。。わかんないけど、次のまとめ記事は簡単に手作りできる、伝統自然農薬の作り方、紹介したいと思います。

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