畑作業がないので、家で静かに自動育苗機の製作を進めています。材料は100円ショップや廃材コーナー、ネットのセールなどで少しずつ集めました。昨年作った育苗箱を寝室に運び込み、狭い部屋の中で改造作業を進めています。
この箱のサイズ(高さ120センチ、幅100センチ)だと、市販のポットが約100個いかないぐらいでしたが、まるで満員電車のような詰まり具合。そのうえ、換気が不十分で奥の苗には日光が届きにくいという課題もありました。狭いスペースで苗を入れ替えながら工夫していましたが、今思えば、この箱の窮屈さは作業している自分の部屋と重なり、なんだか苗の気持ちがわかるような気がしてきました。そこで改善を決意し、高さ160センチの三段構造の箱を作ることに!
現在、組み立て作業の真っ最中です。しかし、作業を進める中でふと気づいてしまいました…。このサイズだと、完成したあとに部屋から出せない。。。そこで予定変更、箱を部屋から運び出せるようにするため、後で取り付ける付け足し部分を別で作ることにしました。
この途方もない試行錯誤と予定変更の繰り返しなんですが、早く結果が欲しい、タイパやコスパを重視する人には理解してもらえないことが多い気がします。「なんでそんなことするの?」「育苗機?苗を買えばいいんじゃない?」「野菜も買えばいいし、魚だって釣らなくても買えばいいでしょ?お菓子だって作らなくても買えばいいじゃない?」と笑われることがよくある気がしますw。そう思う人には、『苦労の過程と最高の結果が楽しい!』と言っても、なかなか伝わらないかもしれません。でも、野菜作りが好きな人にはきっと共感してもらえると信じています!自分で時間かけて作った野菜はやっぱり美味しいですよね!