安曇野エコ菜園2024.08.06 奇跡のバナナとバニラの話

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最近読んで面白かった本の紹介と、菓子屋が使うバニラの話をしようと思います。

『奇跡のバナナ』の紹介、、この本は、本来なら熱帯の植物であるバナナをある方法で、日本でも栽培できるようにした話の本です。簡単に内容を話すと。

バナナは13度以下になると枯れてしまう植物です、なので日本だと冬を越せずに枯れてしまいます。そんなバナナも過去には氷河期を乗り越えた歴史があるはずだと、バナナの胚を零下60度にまで冷却し、そこからゆっくり解凍させることで、耐寒性をもった能力を引き出す技術を考えました。その技術を『凍結解凍覚醒法』といいます。

そのバナナは『もんげーバナナ』といって、皮まで食べられ、黒くならず、栄養価の高いバナナとして有名になりました。そして加工しても色が変わる心配が少ないという事で、大手食品会社も注目していると聞いたことがあります。バナナのほかにも、パイナップル、コーヒー、パパイヤなどがあるみたいです。

こんな面白い話、可能性しか感じませんよね。現在、チョコレートやバニラなど熱帯地域で栽培される食品が高騰しています、最近では一時期、バニラは銀よりも高いと言われていました。

妄想ですが『もんげーカカオ』や『もんげーバニラ』ができるとすれば、日本の、高級品すぎてなかなか手が出せない菓子屋や、新しい収入になりうる農家さん、バニラを贅沢に使った美味しいケーキを一般の消費者が、気軽に食べることができる、皆が幸せになれる素敵な話になると思います。

モンゲー技術を使っているのかはわかりませんが、そんな私の素敵な妄想を、実現しようとしている菓子屋があります、それが、『白い恋人』で有名な北海道の『石屋製菓』です、北海道でバニラ栽培工程を確立し、大量生産できるようプロジェクトを進めているんだとか、、、、(その資本、うらやましい)。

北海道でできるなら長野でもできるだろぅ。。と『石屋製菓の栽培』『凍結解凍覚醒法』など、いろんな方向から『信州バニラ』の可能性を模索しています。私は工業高校出身で簡単な管理装置なら作れます。そして菓子屋で、趣味は家庭菜園なので、モチベーションが高いです、、、ですので『コレは自分がやるしかないでしょー、可能性0ではないでしょー』と、500円玉貯金で家を建てようとしている様な感覚で、コツコツ色々調べていますが、いつか叶えてみたいです。これからの苦労がが楽しみです。

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