【初心者おすすめ】野菜栽培・参考書籍 農業の多様な手法とオススメ書籍17選

目次

農業の世界は広大で、多様な手法や考え方が存在します。

「農業に関心はあるけれど、どの手法が自分に合うのかわからない…」 「環境に優しい農法を試してみたいけれど、具体的に何を参考にすれば良いのだろう…」

このような『悩み』を持つあなたに向けて、幅広い視点から農業を見つめ、あなた自身のスタイルに合った知識を得るためのオススメ書籍を紹介します。

私が野菜作り初心者から実際読んできた中のおすすめの本です。

藤田 智の 新・野菜づくり大全

家庭菜園初心者に最適な一冊!

「NHK趣味の園芸 やさいの時間」で講師を務める藤田智さんの本。家庭菜園初心者に特におすすめです。栽培の各工程に写真が添えられており、実際の様子をイメージしやすく、比較も簡単です。

やさい病害虫ハンドブック

野菜ごとの病害虫をカラー写真で簡単に確認できることです。

症状を見比べながらチェックしやすいので便利です。病害虫を特定したら、すぐに対処法や予防法が分かるようにまとめられていて、とても使いやすいです。家庭菜園をする人にはぜひ手元に置いておきたい一冊です。

 コンパニオンプランツの野菜づくり

「コンパニオンプランツ」とは、近くに植えるとお互いに良い影響を与え、共に元気に育つ植物のことです。これにより、病害虫の被害が減り、収量が増え、味も良くなるなど、多くのメリットがあります。

本書では、相性の良い88の植物の組み合わせとその栽培方法を、イラストと文章で詳しく紹介しています。コンパニオンプランツの知識がぎゅっと詰まった一冊です。

キレイゴトぬきの農業論

新規就農者が農業経営を考える際に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

「有機無農薬」のビジネス的価値を感情ではなく、しっかりとした論理で説明している点がとても価値があります。

有機農業ハンドブック

有機栽培の基本である土壌や有機物、微生物についての知識がたっぷり詰まっています。理論的で科学的な内容が分かりやすく解説されており、有機栽培を始める人にとってとても役立つ一冊です。

『自然農法 わら一本の革命』

楽天ブックス
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この本は、技術や具体的な農法だけでなく、なぜその方法を選ぶのかという根本的な理由まで掘り下げ、まるで哲学書のように感じられる一冊です。著者は自然農法を成功させた偉人で、まるで神様のような存在です。出版当時は日本であまり注目されませんでしたが、現在では肥料の高騰や環境への配慮が重視され、アメリカからの逆輸入の形で有名になったとも言えます。農業の見直しが進む中、改めて価値を見出されるオススメの一冊です。

土を育てる

養老孟司さんが紹介されていたこの本を読んで、アメリカ農業に対するステレオタイプなイメージが一変しました。農薬や化学肥料に依存しない自然な農業に挑戦する農家がとても増えていることを知り、驚きました。

日本の厳格な自然農法とは異なり、アメリカのスタイルは柔軟で完璧さを求めません。特に面白かったのは、アメリカではコスト削減のためにリジェネラティブ農法が発展しているのに対し、日本では自然尊重を重視している点です。ゲイブ・ブラウンさんも、福岡 正信さんから影響を受けた一人です。

奇跡のリンゴ


この本があまりにも面白くて、何度も読んでしまいました。りんごを無肥料で育てることがなぜ奇跡なのか、最初は「できそうじゃない?」と思っていた自分が、今ではとても恥ずかしいです。この本を通じて、考え方を変えるだけでこんなに素晴らしい結果が得られるんだと感動しました。ぜひ皆さんにもこの感動を味わってもらいたいです。

図解でよくわかる菌ちゃん農法 微生物の力だけで奇跡の野菜づくり

私は、この人を知ってこの農法に決めました。奇跡ではなく本当に元気な野菜ができます。

図解よくわかるスマート農業-デジタル化が実現する儲かる農業

スマート農業を「図解で分かりやすく俯瞰できる」一冊として、初心者にお勧めです。

農で1200万円! 「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩

ひとりの脱サラした農家が、わずか30アールという小さな面積で1200万円の売り上げを達成した、その秘訣を公開する本です。限られた土地でも高収益を実現する具体的なテクニックを紹介してます。この本を通じて、小規模農業でも成功を収めるためのヒントと実践方法を学ぶことができます。私の目指している農業はこれなのかもと感じました。

小さい農業で稼ぐコツ

上記の本と同じ著者ですが、これから農業を始める初心者には参考になるオススメな本です。私が今の炭素循環農法を選んで野菜作りを始めたのもこの本の影響があります。

半農半Xという生き方

古い本ですが、今だからこそ読んでほしい一冊です。これから農家の後継ぎが増える中で、このような考え方を持つ人がもっと増えてもおかしくないかと思います。参考として、ぜひおすすめします。