自然由来の材料で作られた手作りの病害虫対策、ストチュウ。安心の為に、化学農薬に頼らない安全で環境に優しい方法を探している方もいると思います。しかし、『どんな材料を使えばいいのか分からない』、『作り方が難しそうで不安』、『本当に効果があるのか心配』という悩みも多いのではないでしょうか?この記事では、そんな悩みを解消するために、手軽に始められるストチュウの作り方を詳しくご紹介します。初めての方でも簡単にできるよう、分かりやすくステップバイステップで説明しますので、安心して挑戦してみてください。自然の力で植物を守り、健康な家庭菜園を実現しましょう!
見出し
- ストチュウとは
- ストチュウの効果
- ストチュウの材料と準備
- 作り方
- 使い方と注意点
ストチュウとは?
ストチュウは家庭でも手軽に作れる自然由来の農薬として昔から利用されています。現在でも、無農薬・有機農業において広く利用されているのもで、酢、焼酎、砂糖を混ぜて作り、水と混ぜて葉面散布します。
ストチュウの効果
- 生育促進
- べト病
- うどん粉病
- 炭疽病
- つる枯病
- 疫病
材料と準備
1リットルの原液で500リットル分のストチュウ散布が可能です。
材料
- 酢・・・・160ml
- 焼酎・・・800ml
- 黒砂糖・・120g
葉面散布に噴霧器があると便利です。こちら、私の使用している噴霧器でおすすめです。
ポチップ
作り方
STEP
材料を混ぜる
焼酎は(20~25度)で、安価なもので十分です。酢は合成酢ではなく、穀物酢であればなんでも大丈夫です。黒砂糖は、塊になっている物ではなく、粉末タイプの物がおすすめです。
STEP
容器に入れてよくふる
ペットボトルに移し、よく振ってください。
STEP
冷暗所で保存
保管中は、発酵しているのでペットボトルが膨らむことがあります。キャップを少し緩め空気が外に出るようにします。冷暗所に置き、余っても翌年も使うことができます。
使用方法と注意点
水1リットルに対してストチュウ液2mlを加え、野菜にスプレーする。(ペットボトルのキャップ1/3が2mlになります)。濃すぎると障害が出る可能性があるので注意が必要です。